フジテレビ火曜日21時から、有村架純さん主演の注目のドラマがスタートしました。
「姉ちゃんの恋人」は、一家の大黒柱として3人の弟たちの幸せを最優先にしてきた安達桃子がある男性に恋をするラブ&ホームコメディドラマです。
しかしこの男性は心に傷と謎を抱えていて…
桃子の恋がみんなに幸せの連鎖を起こし、クリスマスにはどんな結末になるのでしょうか。
姉ちゃんの恋人の第一話では、有村架純さんと弟の髙橋海人さんが洋服をシェアしているシーンがひそかにありファンから悶絶されていました^^
ほっこり癒される姉ちゃんの恋人の第1話を見ていきましょう。
目次
肝っ玉姉ちゃんの安達桃子!の職場は激務のホームセンター
参考:カンテレ公式サイト
安達桃子(有村架純)はホームセンター「T’s Craft & Home」の定員として働いている27歳の女の子。
高校生の時両親を亡くしてしまい、27歳にして一家の大黒柱として家族を支えていました。
職場の仲間とは仲良しで、ホームファッション売場での仕事にもやりがいを感じて働いています。
最近ではマスクを求める人が多く、桃子たちもつらく大変な日々を送っていました。
もうすぐハロウィンを控えたある日、自粛生活のため長い間外食もできなかったので、ホームファッション売場のチーフ・市原日南子(小池栄子)の誘いで、久しぶりに居酒屋に行くことになりました。
居酒屋に向かう桃子は、弟たちに連絡することを忘れません。
両親を亡くし桃子が弟たちを養っていることは、売場の同僚たちも知っているのです。
桃子は飲み会の最中、「久しぶりに弟たちに挨拶させる」と言って弟たちとテレビ電話をつなぎます。
テレビ電話をつないだ桃子の弟は、長男・和輝(高橋海斗)と次男・優輝(日向亘)と三男・朝輝(南出凌嘉)の3人です。
3人は桃子の同僚とも仲が良く、日南子をはじめみんな3人の弟を可愛がっていました。
ホームセンターの配送部の吉岡真人(林遣都)
吉岡真人(林遣都)はホームセンターの配送部に所属しています。
一緒に配送を担当している先輩の高田悟志(藤木直人)と真人は、トラックから街を見て緊急事態宣言中のことを思い出していました。
真人は失業しなかった事に安堵し、自分には再就職は難しいと何か訳があるような口ぶりです。
ホームセンターに到着し、荷物を運び終わった真人はフォークリフト慣れた手つきで乗りこなし仕事を進めていきます。
真人を心配する母・吉岡貴子(和久井映見)
真人は3年前に父を亡くし、母・吉岡貴子(和久井映見)と2人暮らしをしています。
貴子は早朝帰宅する真人を心配そうに迎えますが、真人が仕事に慣れてきた様子を楽しそうに話すと安心し、仕事へと出かけていきました。
しかし貴子が出かけた後、真人は同窓会の案内に「欠席」と印がされているハガキを見つけます。ハガキには“吉岡貴子先生“と書かれています。
真人はハガキを見つめ「ごめん」とつぶやき悲しい顔を浮かべるのでした。
一方、安達家の朝は、弟3人のために合宿所のようにたくさんの料理が並びます。
テレビでは交通事故を伝えるニュースが流れていました。その瞬間、桃子をはじめ弟たちは少し悲しそうな顔をし、長男の和輝がテレビを消します。
テレビが消えたあとは空気が一転、4人は明るい食卓を囲んでいました。
桃子がクリスマス商戦のリーダーに就任
自粛ムードの影響によってハロウィンはあまり盛り上がらなかったホームセンター。
残念に思った桃子の提案で、クリスマスは例年より派手にレイアウトして盛り上げることになりました。
チーフの市原日南子から各担当者が集まって行うミーティングのリーダーに指名された桃子は緊張しながらもやる気に満ちていました。
配送部からもクリスマス商戦に向けてのミーティングに出席する担当者を出すことになり、先輩の高田悟志から担当をまかされてしまった真人。
悟志の打診を断ろうと思っている真人でしたが、母・貴子もクリスマスが楽しみと喜んでいる姿を見て嬉しそうにするのでした。
桃子と真人の運命の出会い
クリスマス商戦のリーダーに就任した桃子は、初回のミーティングで方向性を決める意見交換をしていました。
キラキラしたイルミネーションやかわいい雪だるまのレイアウトが提案される中、
配送部の代表として参加していた真人が、楽しさだけでなく寂しい想いをしている人にも受け入れられるお店を目指したいと意見しました。
ミーティングの参加者たちも何かに気づいたように真人の話に耳を傾けます。
さらに手で触れることが出来る木を置きたいという真人に対して、桃子は驚き自分の意見をなかなか発表できません。
日南子が桃子のノートを見ると、そこには真人が意見したコンセプトと全く同じ考えが書かれていました。
しかも、桃子のメモにも「大きなモミの木のツリー」と書かれていたのです。
初回ミーティングでは、クリスマス商戦のコンセプトが決まり会は解散しました。
桃子は真人と意見が合致したことが嬉しくて、真人にお礼を言い「良いクリスマスにしましょう」と話し気合を入れたのでした。
気の荒い性格があらわになる桃子
仕事終わりにコンビニで待ち合わせした親友の浜野みゆき(奈緒)と、アイスを食べながら近況報告をする桃子。
旅行関係の仕事についているみゆきは、仕事もうまくいかない様子でしたが家族のことでも悩んでいました。
途中、若い男にナンパされると桃子は丁寧なのに凄みのある言葉で男たちを追い返します。
恋はしていない2人でしたが、みゆきに理想のタイプを聞かれた桃子は、「心が通じる人が良い」と言い、ふと真人のことを思い出していました。
真人を訪ねる川上菊雄。
真人の留守中に吉岡家を訪れていたのは川上菊雄(光石研)でした。
川上は真人の保護司で、誰かのせいで真人が傷つくこと怖いと心配します。
川上の話を聞きうなずく貴子は「私が守ります」としっかりと言ったのでした。
散歩中の真人が見かけたのは、桃子の弟が出場しているサッカーの試合でした。
ボールを持った朝輝が倒されると、頭に来た桃子が試合に乱入し、レッドカードを出されてしまいます。
一部始終を見た真人と桃子が鉢合わせしてしまい、2人は気まずそうに公園を歩きながら話をすることになりました。
両親は事故で死んでしまったと話す桃子は、凛とした表情で弟たちを「幸せにする」と宣言します。この言葉を聞いた真人も、なぜだかすっきりとした表情になります。
「また職場で」と別れた桃子と真人ですが、少しずつ意識し始めた瞬間でした。
感想:太陽のように明るい桃子は家族にも同僚にも好かれる。
両親を事故で失うというつらい経験をしている安達桃子ですが、とても明るくふるまっているのが印象的でした。
その明るい性格は、同僚たちからも好かれクリスマス商戦のリーダーに抜擢されるほど信頼もされています。
弟たちも姉・桃子を大事に思っている様子が各シーンで現れていました。
一方、吉岡真人は過去に起こった何かによって心に傷を抱えています。
しかし母の貴子や先輩の悟志をはじめ、真人を大事に思っている人たちが周りにいるので、真人もこれから変わっていくのだろうと思います。
桃子と真人の恋の行方は、まだ第1話では予想がつきませんね。
桃子は少し意識し始めているようですが、真人がどう思っているかは分かりませんでした。