いちごを購入して、自宅で食べるとき、どんな事に注意して洗っていますか?
洗い方は、だた水にさらすだけ?
塩や重曹、お酢を使っている方もいると思います。
どれが、正しいいちごの洗い方なのでしょう。
水にさらすだけで、十分なのか。
塩や重曹、お酢を使った方がキレイになるのか。
どんな事に、注意して洗えばいいのか、悩みますよね。
お店で、購入したから、そんなに気にしないという方もいれば、農薬があって心配!という方もいますよね。
では、どれがいいのか、みてみましょう。
いちごを洗うときは塩を使ってはダメ?
イチゴを洗う時に、塩をつかってますか?
これは、意見が分かれているようです。
塩水で、洗うメリットは、塩が細かい汚れやゴミを取り除いてくれます。
塩水で、洗うことにより、甘みを強く感じることができる。
とあります。
これは、スイカに塩をかけて食べることと同じですよね。
デメリットは、塩で出来た傷から農薬や汚れが侵入する恐れがあります。
そして、塩水で洗うといちごの表面がつぶれたようになってしまいます。
これは、塩によっていちごの水分が吸い取られてしまい、組織が破壊されてしまったから。
塩水で洗うといちごを傷めてしまうのです。
塩水で洗うと殺菌効果があるといいますが、デメリットを見ると、せっかく、買ってきたいちごを逆に農薬や汚れをいちごに入れてしまうイメージになりますよね。
でも、必ず農薬が悪いと思わないでほしいのです。
たいていの野菜やくだものには、農薬がつかわれます。
ただ、農薬が悪いじゃなく、意味があり、使っているのでメリット、デメリットをみて判断しましょう。
いちごの洗い方で注意する方法は?
いちごを洗うのに注意ことは、ヘタは取らない!
いちごは、水に吸い取られやすいので、ヘタを取って洗うと水分が入り込み風味が落ちてしまいます。
1番いいのは、ボウルに水をはり、いちごを静かに入れる。
ざっくりとかき混ぜると汚れはボウルの底に沈みます。
この時、ボウルの水ごとザルを上げると、せっかく底に沈んだホコリやゴミがつくので注意してください。
そこで、素早くいちごを手ですくい上げタオルやキッチンペーパーなどで、表面の水分を拭き取るだけ。
お酢の場合は、大きいボウルに水を入れ、お酢を水の20~30%を入れる。
いちごをボウルに入れて、一晩つける。
翌日、いちごの水気を拭き取り、タッパーに入れて冷蔵庫で保存。
重曹の場合は、大きいボウルに水をはり、小さじ1の重曹を入れる。
いちごを重曹水に30秒~1分浸す。
流水で洗い流す。
注意点は、浸す時間は1分まで。
ヘタは取らないの2つです。
今は、野菜やくだものに使える専用洗剤があります。
どうしても、お酢や重曹でとれないのではと思う方は1度試してみるのもいいですね。
農薬の残留は大丈夫?
必ずしも、農薬が悪いと思わないでほしいのです。
たいていの野菜やくだものには、農薬がつかわれます。
なぜなのでしょうか。
農薬を使わないと農作物が病気になったり、害虫の被害にあい出荷できなくなります。
消費者の私たち生産者の農家の方、どちらにもいいことがないのです。
スーパーに売っている物に、カビや変色、虫がいたら、野菜やくだもの買いますか?
そうならないように、必要最低限の農薬で育てられていますし、出荷前にも、洗ったりしているので過度に怖がる必要はないのです。
大切なのは、正しい知識を持つことです。
ただ、虫を殺す薬を使っているのではなく、私たち購入する人たちのために使い、健康なものを作っているということを知識として、一緒に身につけましょう。
農薬=悪いではなく、農薬=自分にあった洗い方や選び方がいいのではないかと、私は思います。
店頭に出てからは、お店のホコリやゴミがあるので、自分にあったいちごの洗い方をみつけてみてはどうでしょう?
まとめ
いちごの洗い方で注意する方法、塩や重曹、お酢、専用洗剤での洗い方、農薬の残留についてわかりました。
塩を使って洗うことには、意見が分かれていて、メリット、デメリットがある。
塩を使うことで、細かい汚れは落ちるが、いちごが傷つき、逆に汚れや農薬が入ってしまうこともある。
お酢、重曹、専用洗剤では、やり方が違うので注意。
特に重曹は、浸す時間に注意しましょう。
やはり、農薬の残留が気になる方は専用洗剤を使ってみるのも、いいかもしれません。
農薬の残留については、出荷されている、野菜やくだものに多く使われているが、それは必要な事です。
ですが、ちゃんとした基準を満たしたもののみ出荷されています。
だからこそ、過度に怖がらずに、正しい知識を持ち、農薬が使われている意味を理解して、自分にあったいちごの洗い方をみつけてみてはどうでしょうか?