ワンダー君は太陽の姉のヴィアやミランダ・サマー等の立場や思いも見どころ!

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ワンダー君は太陽は、難しい内容ではありますが、見た人それぞれが何かしら感じたり得たりすることができる映画。

主人公のオギーはもちろんですが、姉のヴィアの立場やミランダやサマーなど、それぞれの思いも感じる部分が多くありました。

ワンダー君は太陽を見て、ヴィア、ミランダ、サマーのどの立場にも誰しもなりうると思います。

ここからネタバレがあります。

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オギーが小学校へ

オギーは10歳。

スターウォーズが大好きで宇宙飛行士を夢見るごく普通の少年です。

遺伝子の病気で人とは違う顔をしています。

生まれてから27回もの手術を繰り返してきました。

オギーはこれまでひと目を気にしてホームスクールで育ちましたが、母親のイザベルはオギーが5年生になる頃に小学校へ通わせることを決めます。

新学期になる前にオギーは母親と学校へ挨拶に行きました。

校長先生から依頼を受けた3名のクラスメイトがオギーに学校案内をしてくれました。

ところが、さっそく正直に顔のことを話題に出す同級生のジュリアン。

オギーは傷つきましたがジャック、シャーロットがオギーをかばいます。

嫌な思いはしたもののオギーは学校へ行くことを決意します。

宇宙飛行士のヘルメットを脱いだオギー

緊張の初登校日。

オギーは顔から注目を避けるために宇宙飛行士のヘルメットを被っています。

いよいよヘルメットを外し、両親と姉に見送られながら歩くオギー。

やはりオギーの顔に生徒たちの注目が集まりました。

結局オギーは友達ができずジュリアンからひどい言葉を浴びせられ、すっかり落ち込んでしまいます。

両親はオギーを慰め、なんとかオギーに笑顔が戻ります。

ミランダの態度に変化が

オギーの初登校と同じ日、姉のヴィアは高校の初日でした。

唯一の親友ミランダと再会し、話しかけるもすっかり派手な容姿に変わったミランダ。

そしてヴィアにそっけない態度をとります。

親友の態度にショックを受けたヴィアは演劇クラスの掲示板の前で呆然としていました。

すると偶然ジャスティンという男の子と出会います。

彼は演劇に興味があり、ヴィアに気さくに声をかけてくれました。

一人っ子のジャスティンの話に合わせ、ヴィアも一人っ子だとつい嘘をついてしましました。

姉ヴィアの本当の気持ち

ヴィアが帰宅すると、両親の視線は深く傷つき泣いているオギーでした。

ヴィアには誰も1日の出来事を聞いてはくれません。

ヴィアは幼い頃、弟の誕生を願い、その後生まれてきたオギーが大好きでした。

今も変わらずとても大切にしています。

しかし、オギーが誕生してから両親はいつもオギーばかりでヴィアは寂しい思いをしていました。

昔から母親に「世界一手のかからない子」と言われてきました。

ヴィア自身も「彼が太陽なら自分たちは惑星なのだ」と言い聞かせてきました。

そんな中、祖母だけはヴィアを理解しとても愛情を注いでくれていました。

「オギーにはみんながいるから大丈夫。あなたの一番の味方よ」と。

ところが、祖母が亡くなってからはミランダが唯一の話し相手でした。

そのミランダから冷たくされた1日に寄り添ってくれる人はいませんでした。

ジャックとオギーは友達?

一方、オギーはクラスメイトのジャックに親切にしたのをきっかけにジャックと仲良くなりました。

ジャックは放課後にオギーの家に遊びに来るようになり、オギーは楽しい日々を送っていました。

ジャックもオギーを大切な友達と思うようになっていました。

時期はハロウィン。オギーはハロウィンがこの世で一番大好きです。

理由は自分を知られず堂々と歩けるから。

ハロウィンの日、オギーは仮装をして教室に向かいました。

すると、オギーはジュリアンとその友達が自分の悪口を言っているのを聞いてしまいます。

「僕がオギーの顔だったら自殺するよ」なんとジャックの言葉でした。

さらに校長に頼まれたから仲良くしているとの言葉にオギーはひどく傷つきます。

その頃、母親からハロウィンの日ふたりで過ごそうと提案されたヴィアは学校をさぼりとても楽しい時間を過ごしていました。

しかし、傷ついたオギーが体調不良を訴えた為、学校から連絡が入り、母は一目散に家を出ていきました。

ヴィアは母をまた弟にとられ寂しい気持ちでいっぱいでした。

そんな中でも落ち込んだ弟を放っておけないのがヴィア。

ヴィアはオギーにハロウィンを仕切りなおそうと持ちかけ、二人で仮装をして出かけました。

学校ではオギーはジャックを避けていました。

仮装をしていたためオギーの存在に気づいていないジャックは、オギーに避けられている理由が分かりません。

サマーとオギーは友達に

一人でランチを食べるオギーに見かねたクラスメイトのサマーが友達になろうと声をかけます。

サマーはオギーを菌扱いする友達に飽き飽きしていました。

自分に声をかけるなんて校長に頼まれたのだろうと問いただすオギーに怒るサマー。

本当に自分と友達になりたいサマーの気持ちを知り、二人は仲良くなりました。

その頃ジャックはオギーを気にしながらもジュリアンたちと過ごしていました。

しかし、ジャックは金銭感覚や考えの合わない友達に違和感を持ち始めます。

ミランダがヴィアを避けるのはなぜ?

高校では、ヴィアが演劇クラスに参加すると偶然にもミランダもクラスをとっていました。

ミランダはヴィアのことが気がかりでした。

ミランダにとってヴィアは親友でオギーも弟のようでした。

オギーにヘルメットを送ったのも彼女です。

ミランダは高校にあがる前、両親が離婚し、気分を変えるためにサマーキャンプに参加しました。

キャンプでは別人になりきる遊びをし、ミランダはヴィアになりきりました。

するとオギーのことを弟として話すとたちまち人気者になったミランダ。

取り返しがつかない状況になり、入学早々ヴィアを避けることになってしまいました。

辛くなったミランダはオギーに電話をし、「寂しい」とヴィアへの伝言を頼みます。

ヴィアはジャスティンと恋人同士になり、関係は良好でした。

ジャックとオギーが仲直り

ジャックはオギーに避けられている理由が分からないまま。

サマーに理由を尋ねると「ゴーストフェイス」とだけ伝えられました。

そしてジャックはハロウィンの日、教室の入口に立っていたゴーストフェイスの仮装がオギーだったことに気づきます。

ちょうど理科実験の授業でした。

席が隣同士になったオギーとジャック。

ジャックはジュリアンたちと実験ペアを組む予定でしたが、オギーと組むことにします。

約束を破ったジュリアンが、腹を立てオギーをゾンビと言い出します。

ジャックはたまらずジュリアンを殴ってしまいました。

校長先生は理由を言わず謝罪をしたジャックの気持ちを汲み取り、2日間の停学を下します。

愛犬デイジーの死を経て、親友の貴重さに気づいたオギーは、オンラインゲームでジャックに対戦を申し出ます。

オンライン上でジャックはオギーに謝罪をし、二人は親友に戻りました。

そんな二人は理科研究プロジェクトを順調に進め、見事優勝を勝ち取りました。

ミランダの優しさ

一方、高校の演劇クラスは劇本番を迎えていました。

主役のミランダは本番前にジャスティンと話をし、ヴィアの家族が観に来ていることを知ります。

すると、体調が悪いふりをして主役を代役のヴィアに譲ることにしました。

急遽主役になったヴィアは見事に演じ切り、両親とオギーはヴィアの晴れ舞台を見ることができました。

ラスト

オギーは学校の野外授業へ、ヴィアはジャスティンとデートに出かけました。

両親は子どもたちの心配がなく二人で過ごす穏やかな時間に幸せを感じていました。

母親のイザベルは自分の時間ができたことで諦めていた修士論文を書き上げます。

その頃、野外授業では映画上映会をおこなっていました。

オギーとジャックは上映会を抜け出します。

すると上級生がオギーをからかいにやってきました。

殴り合いになったオギー達のもとにジュリアンのグループのクラスメイト3人が応戦にやってきました。

3人はオギーの後を追う上級生たちを見かけ、尾行してきたのです。

上級生を追い払ったオギーたちは助けてくれたクラスメイトたちと初めて友情を交わします。

オギーは感動のあまりひっそりと涙を流し喜びました。

修了式の日、オギーは優秀な生徒に贈られるヘンリー・ビーチャー賞を受賞します。

オギーは家族や友人に感謝しながら人生を振り返ります。「相手を知りたかったらやることは一つ、よく見ること」ブラウン先生の教えです。

感想

物語の最初と最後ではオギーを取り巻く環境は大きく変化しています。

自分の見た目に苦しむオギーと、彼を知る前に距離を置く学校の生徒たち。

現実はとても残酷です。

一方で、オギーを知るうちに彼の内面の魅力に気づいたクラスメイトたち。

オギーはたくさんの友達に囲まれて1年を終えます。

もしオギーを目の前にしたらつい見入ってしまうのは自然なことなのかもしれません。

特に子どもならばその反応はより正直です。

見た目は大切ですし、こだわりを持つ人もたくさんいます。

しかし、見た目は本当に最初の入口でしかないということが分かります。

オギー自身、自分の見た目をよく理解し人と関係を築くことの難しさを知っていたと思います。

その分、周囲の人に感謝を忘れず友人を大切にするオギーの姿に心打たれました。

そして、物語がオギーに集中していないストーリー構成が面白いと感じました。

姉のヴィアや姉の親友のミランダなど、主人公以外の状況や感情をも描いているのです。

特に姉のヴィアの心の葛藤は見ていて辛いものでした。

オギーの家族や友人はとてもいい人たちばかりです。

オギーの成長に感動するだけでなく、とても温かい気持ちになる作品でした。

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>>>映画ワンダー君は太陽を見る!

※2021年3月31日 23:59まで配信予定

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ワンダー 君は太陽(吹替版)

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